REPAIR
RESULTS
修理実績
修理実績
REPAIR RESULTS
2021.09.11
修理レポート
今回は、エルメスのシリーズの一つであるアルソーの修理を承りました。 アルソーとは、フランス語で「アーチ」を意味します。 デザインは鐙(あぶみ)の象形から着想を得て発案され、上下非対称なラグが特徴的です。 鐙とは、乗馬の際に、人間が足をかける道具として使われてきた馬具のことで、馬具工房として誕生したブランド、エルメスらしいデザインです。 アルソーは、1978年に時計製造部門である「ラ・モントル・エルメス社」の設立と一緒に誕生しました。つまり、アルソーはエルメスの時計シリーズの第一段なのです。 アルソーのフェイスサイズには3種類あり、それぞれによって特徴が異なると言われております。 【PM】 直径28mmの小振りなサイズで、Sサイズとも言われ、クォーツ式時計のため、気軽にアクセサリー感覚で着けられるのが特徴です。 【MM】 直径32mmで自動巻がメインとなります。性別を問わないサイズ感で老若男女にご愛用されています。ベルトのバリエーションが豊富で、自分だけのアルソーを作ることができます。 【TMG】 直径41mmのビッグフェイスで自動巻式がメインです。ただ、文字盤はシンプルなので主張しすぎず、ちょうどいいアクセントで設計されています。 今回は、そんなエルメスの元祖、アルソーのオーバーホールを承りました。
修理依頼理由
時計の調子が悪いということでお持ちいただきました。
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