時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

◾️ 「カルティエ ミニパンテール」

2021.09.02

今回は、カルティエ ミニパンテールのオーバーホールと新品仕上げをさせて頂きました。

カルティエを代表するシリーズの一つであり、ジュエリーウォッチとして非常に美しいラインです。

1983年に誕生して、熱狂的人気を誇り、そして2008年に一度生産終了となったのちも人気を保ち続け、2017年に復活をしました。

パンテールとはフランス語で豹(パンサー)を意味し、豹はカルティエを象徴する重要なアイコンです。

ジュエリーは豹が模されたものが多い中、時計に関しては一見豹感はないように見え、代表的なタンクに似ています。しかしながら、横から見ると腕を伸ばした豹の背中から頭、手のラインを表現した滑らかな凹凸が施されているのだそうです。

また、ブレスレットも一つ一つの駒が小さいことから、しなやかに腕に沿ってくれる、まさしく豹の持つしなやかな美しさが表れているんです。

ケースもブレスレットの一コマ一コマも共通して丸みを帯びていて、光の反射を滑らかに優雅な印象を与えます。

そんなカルティエのミニパンテールの修理を承りました。

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