時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

◾️ 「スワロフスキー」

2021.08.05

スワロフスキーは1895年にオーストリアのチロル地方で創業したクリスタルのプレミアムブランドです。

スワロフスキーは、「誰もが手にすることができるダイヤモンド」をビジョンに、ガラス職人の息子であったダニエル・スワロフスキーが開発したクリスタルカット技術から始まりました。

あの輝きの特徴は、通常のガラスに比べ酸化鉛が最低32%と高いため、透明度が高く光の加減により虹色に見えたりします。また、鉛が多く含まれていることで、より屈折率が高くなりダイヤモンドに負けないほど輝きます。ただ、ガラスであることに変わりはないので、強度には気をつける必要があります。

スワロフスキーといえば、優雅な白鳥のシンボルマークが有名です。白鳥のもつ透明感のある美しさと、「swan」と「swarovski」がフレーズが似ていることもあり、シンボルとして使われているのではないかという印象です。

実は、市場に出ているクリスタルガラスのパーツやビーズにもスワロフスキーと呼ばれることがありますが、本来スワロフスキー社が出しているものだけが「スワロフスキー」と呼べるんです。そのため、スワロフスキー社が出しているものには、『目』に似たレーザー刻印や、小さくスワンのロゴが刻印されていたりします。

ジュエリーやオブジェ、オーナメント、ウォッチなど様々です。

プレゼントにもきっと喜ばれることでしょう。

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