フランクミュラーのコンキスタドールの修理を承りました。 フランクミュラーといえば、1992年に創立された独創的なデザインで有名な、知らない人はいないほどの、スイスのブランドです。 そのデザイン、フォルム全てが唯一無二で、一眼でフランクミュラーとわかるほどのインパクトを放ちます。 その中でも、特に抜群の個性を放つコンキスタドールについてご紹介したいと思います。 コンキスタドールは、元々、代表的なモデルである究極の曲線美を生み出した「トノーカーベックス」をベースに、さらに進化したのが「コンキスタドール」です。 1992年の創立とともに発表されたクラシカルな印象の「トノーカーベックス」に次ぐ、現代的でスポーティーな「コンキスタドール」を、1994年に発表しました。 「トノーカーベックス」との違いはガラスの周りのベゼルに段差をつけ、二重構造にし、立体感をつけていることです。 コンキスタドールとは、スペイン語で征服者という意味で、誰も踏み入れたことが無い新しい分野を切り開くという、ブランドポリシーの現れです。 そんなフランクミュラーのコンキスタドールのオーバーホールとガラス交換、新品仕上げが完了致しました。

落とした際に、ガラスが割れてしまい、内部修理もかねてお持ちいただきました。