時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

◾️ 「ダイヤ リング」

2021.11.25

今回は、ダイヤのリングのサイズ調整とダイヤの取り付けを承りました。

ダイヤモンドは一番硬い宝石として、有名です。

ですが、実は鉛筆の芯などと同じ成分なんです。

正四面体に繋がることで非常に硬く、電気を通さない絶縁体で尚且つ透明なダイヤモンド、シート状に重なり、柔らかく電気を通す真っ黒な黒鉛と、性質も全く異なります。

そしてダイヤモンドは、その硬さを生かし、非常に細かい粒子で工具の表面を覆わせることで、あらゆるものを切削、研磨できるなど、使い道はジュエリーだけでなく様々です。

また、透明であれば透明であるほど、価値が高くなりますが、それ以上に色によって希少性も変わります。

最も貴重なカラーは、レッドダイヤモンド、次にブルーダイヤモンド、グリーンダイヤモンド、ピンク、ホワイト、パープル、ヴァイオレット、オレンジ、イエロー、ブラウン、無色、グレー、ブラックと続きます。

特にレッド、ブルーは目にすることすら困難と言われます。

そんなダイヤモンドの敷き詰められたリングのサイズ直しとダイヤのかけた部分の取り付けが完了致しました。

 

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